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#2009.09.17 Thursday ... スポンサーサイト

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#2008.06.25 Wednesday ... 人に教えるということ。

講師をしたときの話。

思えば初めて「講師」なんてしたのはもう何年も前。

栄の某セミナーみたいなヤツで、
OLさんや主婦、学生さんなどに、
トータルビューティ的な話をする講座。

僕は全6回のうちの2回。
スタイリング講座。

ちなみに残りの4回はメイク講座、ヘアメイク講座。

実際、スタイリングを教えるのってすごく難しかった。

違う。

スタイリングを教えよう。
と思ってたうちは難しかった。

生徒さんが知りたい事は「スタイリング」なんてカタカナじゃない。





学校で講師をするようになって、
改めて思う事。

人は本当に千差万別。

僕のスタイルが正解でもなければ、
僕の考え方を押し付ける事になんの意味もない。



セミナーでの一番大切なのは、
生徒さんは「自分が美しくなる事」のため。

そこを理解してから、色々と教えるというか、
生徒さんと話しやすくなった。



学校では、
「自分の夢を再確認し、それに近づく」ため。







ちょっと学校の方は曖昧な表現だけど、
人それぞれ夢とか方向性が違って、
同じスタイリスト学科やファッションフォト学科でも、
なりたいものや見ているものが全然違う。

思ったのは、
「なりたい。やりたい。」と思ってる事、モノに対して、
あまり知らないまま追いかけてる人がほとんど。

スタイリストになりたい。
MDになりたい。
プレスになりたい。
ヘアメイクになりたい。

なりたいばっかり。

じゃぁ”それ”になって何がしたいの?

なんて聞いてみたら、
とりあえずなりたい。みたいな。



それじゃ駄目でしょ。

ってか、それじゃなれないでしょ。

ってかてか、それじゃなる意味ないでしょ。





って部分。





何かになって、何をするか考えるのか。
何かがしたいから、何かになるのか。



がんばれ若者。



講師をやって下さい。

って話から、
何度か学校と話し合い、
僕が本当に生徒に伝えたい事、
教えたい事ってのを色々考えてぶつけてみた。

学校の担当の方は、
僕の意見をすごくしっかりと聞いてくれて、
本当に思うようにやらせてもらえた。


前の先生は、
今の流行やアイテム、色とかそういうのばかり教えてたらしい。


それって、1年後、生徒が卒業したときに使えるのかな?



生意気だとは思うし、
難しいとは思うけど、
出来る事なら何年たっても残る事を教えたい。



何かを教える。
というよりも。

「ナニカ」を自分で考えたり気づいたり出来るように、
意識を変えてあげること。

これができたら、
あとは技術や知識を重ねていけば、
その財産を上手に使えるようになると思う。



まぁ難しいですね。

生徒にプロ意識をもたせる事。




次はいつかなー。





結局は全て、
自分が選んでる。


そして。

たくさんの人のおかげで、
今の自分がある。

これは間違いない。



感謝の気持ちを忘れずに。



ryukyudisco、DJ BAKU、SOIL。。。。。

やべーやべー。

練習あるのみ。


#2008.06.21 Saturday ... あまりにも。

そう、あまりにも強烈な刺激に、
思考や、存在までもが喪失しそうになる。

前に進んでいるかどうか。

進んでいる方向が前なのかどうか。


シンプルとはなんだ。

余計なものが無い事。

単純だという事。

無垢であること。

白。

単色。

つまり、無である事。

ではない。

シンプルである以上、
何かが存在する。


あるデザイナーが、
ピュアであることについて語っていた。


ニュアンスの違いを、巧く訳す事が出来なかったのか。
それとも。




今の自分が生きる一瞬。
それは今でしかない。

未来でも過去でもなく、今。


今のあなたは、
未来の、あなたが思い描く未来の、
自分に向かって歩いていますか?




雨の高速。
車のBGMを消すとものすごい音。

音。

音。

普段は感じないスピード感を、
視覚聴覚から伝えてくる。



前に進んでるんだな。




BGMをつけて。
最初の一音で気持ちがスッと切り替わる。

低音だったり、生音だったり、シンセだったり。


その1音が気持ちを切り替える。



そんな1音を出せる人になりたい。







グルビの本を買った。


高校生みたいになった自分がいた。


#2008.06.19 Thursday ... 終わりのない糸

BGMにどうぞ。



一本の糸やひと巻きのリボンの上に、
好き勝手な場所からほどいたり、
好き勝手な場所で切っても差し支えないような方法で書かれた小説を書く。

完璧なテキストは、その中の一つの語、一つの句からさえ
全体を再構築する事ができるものでなければならない。

同様に細部の一つ一つを見ることで、
全体をイメージさせること。

細部まで完璧なクリエイション。

個が美しく全が美しい。

端も芯も全て。

そういう人。
そういう生き方。





ギリシャ語で"moirei"
運命の3女神を意味する。

3人それぞれが、
糸車を回す。
糸を切る。
印をつける。
といった仕事ももち、
糸によって象られた運命を繋ぎあわす。
糸を紡ぐ事は時間を紡ぐことだ。


とんでもない名前をネコにつけたもんだ。




選ぶ人の個性と、作る人の個性。
それは逆説的かもしれないが”一致”することはなく、
だからこそ、選びたくなり、作りたくなる。




生まれたままでいる事が美しいとは思わない。

時として、ボロボロのスニーカーやデニムが大きな魅力を持つこと。
人も同様。
無理にボロボロにしたものは、やはり、それなりだ。

白が汚れグレーになり、黒になる。

究極の黒ってやっぱりきれい。

ちょっとした汚れや傷だって、
切り取り方でデザインになる。





時間を制するための人の努力。

最も大きな産物は時計。

同じく、瞬間を永遠に切り取る写真。

空間だけではなく、時間をも切り取る。

そこに残るものは永遠。
1秒の価値。1年の価値。

人はどうやら平等ではないようだ。






アニメや映画の”未来”の地球は、
なぜ似たような姿をしているのだろうか。

コロニー的住宅街であり、パイプ状のハイウェイ、
重力を無視した車、言葉を話し人に従順な機械。

大きく発展した科学。
荒廃した地球。
感情の薄い人類。
感情に目覚める機械。


僕が産まれてから約30年。
時代は大きく変わったのか。変わっていないのか。

結局ドラえもんに憧れた子供達は、
現実に目覚め夢を見るのを忘れた。

存在する事ができなかった空想は、
なぜあんなにも美しいのか。








自分の事好き?

自分の事好きになれなかったら、
自分が目指してる夢なんて到底無理。

自分の事一番良く知ってる自分が好きになれない自分に、
一体誰がついていくってんだ。


自分で愛せる自分になろう。



人って皆、すごい魅力があると思うんだ。



また明日。

って思う前に、
今日やれる事やっちゃいなよ。
時間って大切に使うと、
5分で人生変わっちゃうよ。
たった5分。
5分だよ?

5分早く起きるのはつらくても、
今から5分間だけ起きてるのは対して変わらない。





今、アナタが抱えてる、本当に大切な問題ってなに?


#2008.06.17 Tuesday ... 境界線。

親しみやすすぎると感じない。
遠すぎると理解できない。

結局人間が求める事って、
自分が理解できる範囲内でのモノ。


であれば、そのギリギリ高いところを常に狙いたい。


アナタは今、どの高さにいますか?


#2008.06.16 Monday ... スタイリスト

最近、たまに専門学校で講師をしています。

あまりスケジュールを拘束されるのは仕事しづらいので、
臨時的なものばかり。


よく聞かれるのが、

「スタイリストってなんですか?」

良い質問ですね。



色々な答えがあるんじゃないでしょうか?


僕が語るには恐れ多いので、
言及はしませんが。



とりあえず今日思った事。


「ああいうこういうアレを用意してほしくて、
あんな感じで撮りたくてこういう風で。。。。
無地で色があればなんでもよくて。。。。
形もベーシックで、ああでこうで。。。。」



じゃ、自分で用意したらいいんじゃないですか?w


僕は言われた服を、ただ借りてくるだけの仕事はしてませんから。




名古屋のスタイリストさんの多くはそういう仕事を平気でやる。

否定はしないけど、
そういう仕事のスタイルで満足してるのかなぁ。



スタイリストだから。
やっぱり自分の仕事のスタイルもかっこよくありたい。


まぁ、自分がまだまだって事ですよね。



精進します。