講師をしたときの話。
思えば初めて「講師」なんてしたのはもう何年も前。
栄の某セミナーみたいなヤツで、
OLさんや主婦、学生さんなどに、
トータルビューティ的な話をする講座。
僕は全6回のうちの2回。
スタイリング講座。
ちなみに残りの4回はメイク講座、ヘアメイク講座。
実際、スタイリングを教えるのってすごく難しかった。
違う。
スタイリングを教えよう。
と思ってたうちは難しかった。
生徒さんが知りたい事は「スタイリング」なんてカタカナじゃない。
学校で講師をするようになって、
改めて思う事。
人は本当に千差万別。
僕のスタイルが正解でもなければ、
僕の考え方を押し付ける事になんの意味もない。
セミナーでの一番大切なのは、
生徒さんは「自分が美しくなる事」のため。
そこを理解してから、色々と教えるというか、
生徒さんと話しやすくなった。
学校では、
「自分の夢を再確認し、それに近づく」ため。
ちょっと学校の方は曖昧な表現だけど、
人それぞれ夢とか方向性が違って、
同じスタイリスト学科やファッションフォト学科でも、
なりたいものや見ているものが全然違う。
思ったのは、
「なりたい。やりたい。」と思ってる事、モノに対して、
あまり知らないまま追いかけてる人がほとんど。
スタイリストになりたい。
MDになりたい。
プレスになりたい。
ヘアメイクになりたい。
なりたいばっかり。
じゃぁ”それ”になって何がしたいの?
なんて聞いてみたら、
とりあえずなりたい。みたいな。
それじゃ駄目でしょ。
ってか、それじゃなれないでしょ。
ってかてか、それじゃなる意味ないでしょ。
って部分。
何かになって、何をするか考えるのか。
何かがしたいから、何かになるのか。
がんばれ若者。
講師をやって下さい。
って話から、
何度か学校と話し合い、
僕が本当に生徒に伝えたい事、
教えたい事ってのを色々考えてぶつけてみた。
学校の担当の方は、
僕の意見をすごくしっかりと聞いてくれて、
本当に思うようにやらせてもらえた。
前の先生は、
今の流行やアイテム、色とかそういうのばかり教えてたらしい。
それって、1年後、生徒が卒業したときに使えるのかな?
生意気だとは思うし、
難しいとは思うけど、
出来る事なら何年たっても残る事を教えたい。
何かを教える。
というよりも。
「ナニカ」を自分で考えたり気づいたり出来るように、
意識を変えてあげること。
これができたら、
あとは技術や知識を重ねていけば、
その財産を上手に使えるようになると思う。
まぁ難しいですね。
生徒にプロ意識をもたせる事。
次はいつかなー。
結局は全て、
自分が選んでる。
そして。
たくさんの人のおかげで、
今の自分がある。
これは間違いない。
感謝の気持ちを忘れずに。
ryukyudisco、DJ BAKU、SOIL。。。。。
やべーやべー。
練習あるのみ。